ロンドン外為、一時89円台


円が買われるっていうのは、円を回収してると読み替えても良いんじゃないだろうか?

通貨は、通貨当局からしてみれば、ガンガン増発するのも回収して廃棄するのも自由だ。

お金のルールに拘束されている、ある通貨主権の下にいる国民は、一万円札を破いて捨てたら、それは一万円分の価値を放棄したことになるが、通貨を発行している中央銀行からしたら、刷ってバンバン出しても、回収して燃やして捨てても、別に損得はない。


需要がない通貨、つまり引き受け手のない国債をバンバン出したら、通貨価値が下落するので、コーラ1本が一万円になってしまったりする。

その一方で、通貨は常に拡張圧力を加えていないと失速してフローが落ちてしまうので、緩やかなインフレ率を維持しないといけない。
適正なインフレ率を保つための赤字国債は、むしろ国家財政として健全ということになる。

円は今、需要がないから回収中でそれで円高になるのか、それとも回収し過ぎて円高になったのか、どっちなんだろ?

八ツ場ダム止めても利水に全然問題がない試算だということは、水の需要が減るということで、それは関東地方の人口や産業が、この先拡大する見込みが無いということになる。

高速道路を無料化して、料金プール制を止めるということは、この先新規路線を建造しないつもりだから、金を集めなくて良いということでもある。

軍事の世界では、撤退戦は侵攻戦の5倍難しいと言われている。
それだけ縮小モデルというのはとても制御が難しい。

さて、どこに撤退すれば良いのか?
帰れる場所がある人々は幸せだ。